ウエイトトレーニングを始める人には様々な動機がある。例えばスポーツの競技能力を上げる為の筋力アップ、怪我の防止の為の筋肥大、憧れの人や自分自身がなりたい魅力的体になる、体をシェイプアップし肥満を解消したい(糖尿疾患の方等)、等様々な目的がある。

自分は人にトレーニングを教える事が好きであるが、何より自分自身がトレーニングが好きだからである。

自分がウエイトトレーニングを始めるきっかけになったのは高校時代に柔道の補強と言う目的で始めたが、当初自分はウエイトトレーニングがあまり好きでなく、なんで柔道が強くなる為にこんな事をしなければならないのかと思っていたぐらいである。

なので最初は人からやらせられながら嫌々始めたのがきっかけであった。

しかし不思議なもので人にやらされながらでも結果がでれば面白くなるものである。自分の場合筋肉を付けた事により怪我の防止になり、受けが強くなり(相手に投げられない様になる事)競技力向上(技が決まりやすくなる等)等を実際に経験した事である。結論から言うとウエイトトレーニングは有酸素系スポーツ(マラソン等)等でなければどんなスポーツにも繋がってくると言える。例えば柔道の場合どんなに技術があっても筋力が無ければ「絵に描いた餅」で終わるのである。柔道には「柔よく剛を制す」(力の弱い者が力の強い者に相手の力を利用して勝つ)と言う言葉があるが、生身の人間である以上技術のみでは限界がある。

もし技術のある人が強いのであれば女性の柔ちゃん(谷亮子選手)が男性の全日本クラスの人を負かせるはずである。しかし実際には高校生の地方レベルの選手にも勝てないであろう。

どんなスポーツにも共通しているのが技術と言うものは体力と言う土台の上に存在するものであり、技術そのものの向上にも繋がるのが明らかな現状であると言える。