・プロテインパウダー
良質のプロテインパウダーは、食物から脂肪、炭水化物、水気を取り去ったものである。パウダーは胃にやさしいので、タンパク質の消化には、チキンや魚、肉等の食物から摂るよりも、パウダーで摂った方が良い。そしてそのほとんどが乾燥卵白とノンファットミルクから出来ている。卵白とミルクは素晴らしいタンパク源である。それにプロテインは値段もそれほど高くない。
覚えておいてほしいのは、一日に摂るタンパク質の総量よりも、その質、そして吸収の度合いが重要である。プロテインパウダーは可溶性で、可溶性のタンパク質は吸収されやすいのである。チキン等の肉類、魚類は可溶性ではない。それらは、まず口の中で噛み砕かれ、それから胃酸の働きによって溶けやすくなるのである。タンパク質が可溶性の状態になって初めて、アミノ酸が得られるので、可溶性であるプロテインパウダーが優れているのは言うまでもない。
またホエイプロテインは、従来のプロテインよりも優れている。ホエイプロテインはミルクから得られ、ホエイプロテインは、ブランチド・チェーン・アミノ・アシッド(後で説明)を高い割合で含んでいる。素早い吸収の為に酵素的な処理がされているホエイプロテインか、低温処理されているホエイプロテインを探す。パウダーから水分を取り除くために、しばしば熱処理が施されているが、残念ながら、その熱処理により、タンパク質がいくらか破壊される事がある。その為低温処理されているプロテインが筋肉を作るのに理想的なタンパク源なのである。
今最も優れたパウダーは、ホエイプロテインと言ったが、それらはまた酵素の働きにより、速やかに吸収される。ホエイプロテインは、ブランチド・チェーン・アミノ・アシッドの含有量が高く、アミノ酸が30分で小腸から吸収される。チキン等は、それらがアミノ酸になって最終的に吸収されるまで、2時間かかる。
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