1gの炭水化物は4カロリーである。1gのタンパク質も4カロリーである。前記のボディビルダーは一日に176gのタンパク質を摂っているので

176g×4カロリー=704キロカロリー

このボディビルダーは、一日に2750キロカロリー摂っているので、

2750キロカロリー−704キロカロリー=2046キロカロリーの炭水化物が摂れるわけである。つまり、

2046キロカロリー÷4カロリー=511g

の炭水化物を一日に摂る事が出来る。(実際には、調理に油を全く使っていなくても肉や魚等のタンパク質食品や米やパスタ等の炭水化物食品等の食品そのものに脂肪が含まれているのであるが、わかりやすく簡略化する為、ここではあえて省略している。1gの脂肪は9カロリーである。またボディビルダーの食事は食品に含まれる脂質で十分である場合が多い。)

ここで、一日に5回食事を摂る事を前提に考えると、この中で量を最も多くすべき食事は、一日の最初の食事とトレーニング後の食事である。最初の食事を多くする訳は、朝に食べたカロリーは、脂肪として蓄えられにくい傾向があるからで、朝はカロリーを燃やす速度が速いからである。

また、トレーニング後の食事も体に燃料を補ってやる意味で量を多くしなければならない。多くの炭水化物がトレーニング中にグリコーゲンとして使われる。その上、トレーニング後1時間以内に摂取されたカロリーは、脂肪として蓄えられにくいのである。

その為、一日に摂取する511gの炭水化物のうち、30%は最初の食事、さらに30%は、トレーニング直後の食事で摂る方がよい。511g30%153gずつを最初の食事とトレーニング後の食事で摂り、そして、

153g×2=306g

511g306g=205g

を残りの3食で摂る。その為

205g÷3=68g

の炭水化物を一回の食事で摂れば良いと言う事になる。これをまとめると下記のようになる。

1回目の食事

 35gのタンパク質

 153gの炭水化物

2回目の食事

 35gのタンパク質

 153gの炭水化物

3回目の食事

 35gのタンパク質

 68gの炭水化物

4回目の食事

 35gのタンパク質

 68gの炭水化物

5回目の食事(トレーニング後)

 35gのタンパク質

 153gの炭水化物        

 

     付録

チキンや魚、大豆に豆腐、全卵に卵白といったタンパク源となるような食品は全て多少の脂肪を含んでいる。脂肪の少ないタンパク質食品を食べる事が大切である。お勧めとしては、プロティンパウダー、チキン等のホワイトミート、卵白、魚、豆腐、そして低脂肪の乳製品である。