腹筋は、ボディビル(ボディビルにおいては腹筋は、体全体の完成度の要となる筋肉で、筋肉や体全体の逞しさ、プロポーション、仕上がり具合の判断材料の重要な一部として審査される)のみならずあらゆるスポーツ(体幹部はあらゆるスポーツの体の動きの主軸となる)や体作りをする人(細く引き締まったウエストはVシェイプを強調しプロポーションがよくなる)や腰痛予防や改善にとって重要な筋肉であると言える。
体作りに真剣に励み、筋肉が増え体が大きくなって逞しくなっても腹筋が発達していないとその体が脂肪で大きくなったのか、筋肉で大きくなったのかが分からなくなってしまう事が多いだけでなく、ボディビルダーであれば大会のないOFFシーズンに腹筋の形が見えなくなってしまうほど体脂肪を増やすことは、見た目でプロレスラーか相撲取りか見分けがつかなくなってしまう。またコンテストにおいては腹筋が発達していると、よりボディビルダーらしい体を審査員に印象づけたり仕上がりの良さをアピールできる。
特に初心者に多いのが極端にバルクアップしようと無理やり体にありとあらゆる食べ物を詰め込んで摂取カロリーは膨大となり、蓄積される脂肪も膨大になる。無理やり大量の食べ物を食べても筋肉を極端に速くつけることはできないのである。成長が極端に速い特殊な人でもない限り1カ月に0.9kg~1.5kg程度以上の筋肉をつけることはできない。体重増加がこの数値をはるかに上回っているとしたら、そのほとんどが脂肪の増加によるものであり、そして体脂肪がつきすぎた状態が長期間続くと、これを取り除くことは容易な事ではない。また減量幅が大きくなり、その増減を長期間繰り返すと体に負担がかかり健康を害したり選手寿命を縮める可能性もある。
腹筋をしっかり見せるにはトレーニングによって筋肉をつけ、余分な皮下脂肪を落とす事である。
腹筋は1腹直筋(中央の一番目立つ6〜8つに分かれた凸凹した筋肉)、2外腹斜筋(腹筋の側部の外側の筋肉)、3内腹斜筋(腹筋の側部の内側の筋肉)、4腹横筋(腹筋側部の更に内側の筋肉)などに大きく分類されている。またウエイトトレーニングでは腹筋の1上部、2下部、3側部と分類しトレーニングを種目別に分けて行われることが多い。
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