伊東幸二のブログ

ボディビルダー伊東幸二のブログです。

 

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スポーツにおけるウエイトトレーニングの重要性

ウエイトトレーニングを始める人には様々な動機がある。例えばスポーツの競技能力を上げる為の筋力アップ、怪我の防止の為の筋肥大、憧れの人や自分自身がなりたい魅力的体になる、体をシェイプアップし肥満を解消したい(糖尿疾患の方等)、等様々な目的がある。

自分は人にトレーニングを教える事が好きであるが、何より自分自身がトレーニングが好きだからである。

自分がウエイトトレーニングを始めるきっかけになったのは高校時代に柔道の補強と言う目的で始めたが、当初自分はウエイトトレーニングがあまり好きでなく、なんで柔道が強くなる為にこんな事をしなければならないのかと思っていたぐらいである。

なので最初は人からやらせられながら嫌々始めたのがきっかけであった。

しかし不思議なもので人にやらされながらでも結果がでれば面白くなるものである。自分の場合筋肉を付けた事により怪我の防止になり、受けが強くなり(相手に投げられない様になる事)競技力向上(技が決まりやすくなる等)等を実際に経験した事である。結論から言うとウエイトトレーニングは有酸素系スポーツ(マラソン等)等でなければどんなスポーツにも繋がってくると言える。例えば柔道の場合どんなに技術があっても筋力が無ければ「絵に描いた餅」で終わるのである。柔道には「柔よく剛を制す」(力の弱い者が力の強い者に相手の力を利用して勝つ)と言う言葉があるが、生身の人間である以上技術のみでは限界がある。

もし技術のある人が強いのであれば女性の柔ちゃん(谷亮子選手)が男性の全日本クラスの人を負かせるはずである。しかし実際には高校生の地方レベルの選手にも勝てないであろう。

どんなスポーツにも共通しているのが技術と言うものは体力と言う土台の上に存在するものであり、技術そのものの向上にも繋がるのが明らかな現状であると言える。

昔ベンチプレスのMAXに挑戦した事

今から約45年前ベンチプレスのMAXに挑戦したビデオが見つかったのでホームページに載せた。この当時はボディビルの大会にすでに出ていたが、力の強いビルダーになりたく常に高重量のトレーニングをしていた。自分は力が強く(使用重量が伸びれば)なれば筋肉もそれに比例して肥大すると言うオーバーロードの原則を固く信じていた。

実際このビデオでは160kg10回、200kg1回のベンチプレスをしているが(この時は正直フォームはあまりよくないが)、この2年後には220kg1回に成功している。またスクワットは300kg1回、デッドリフトは325kg1回に成功している。

当時自分は約12週間のピリオダイゼーションを取り入れていて1回のサイクルで各2.5kg~5kgの重量アップを目指し成功と失敗を繰り返していた。実際怪我も多く過去に2回ぎっくり腰に(スクワット中)なったりその他体の様々な怪我も多かった。

パワー3種目以外にも全ての種目で使用重量アップを目指していた。例えばダンベルショルダープレス65kg10回、トライセプスフレンチプレス100kg10回、バーベルカール75kg10回、ワンハンドロー90kg10回、レッグプレス560kg10回等。

最終的にはロニーコールマンのように筋肉も巨大で凄まじい力を持ったビルダーになることをイメージしていた。

日本一の握力王、新沼大樹氏

自分の友人の一人である日本一握力が強い新沼大樹氏を紹介したい。
彼と知り合ったのは自分がゴールドジムノース東京へ通っていた時彼がトレーニングしているところを自分から話しかけ「握力を強くするトレーニングを教えて欲しい」と言って仲良くなった。彼は自分の為にわざわざ普段自分が使っている握力器具とノート、ペンを持ってきて握力を強くする為のトレーニングメニューを組んでくれ実践的練習方法を持ってきた器具を使って包み隠さず全て教えてくれた。
彼は日本では非常に有名で握力界の神様的存在として知られていてボディビル雑誌にも何度も載ったことがあり、彼のサイン入りの写真がゴールドジム内に飾られているほどであるので自分は以前から知っていた。
どれくらい彼が凄まじい握力があるかと言うと、例えばりんごを握り潰すのみでなく親指と人差し指のみで、りんごを真っ二つに切ったり、重ねたトランプを指の力だけで引きちぎるほどの人間離れした握力と指先の力を持っていて、アイアンマングリップ(世界的有名な握力グリップ)で、ナンバーグリップ4(約147kg相当のグリップ)を閉じるのが今の彼の目標らしい。このグリップを閉じたのは世界でも5人ぐらいしか居なく、後もう少しで閉じれると言う。実際普通の握力計測器では測れず(100kgまでしか計れないので)特別な握力計測器で130kg相当の握力があると言う。
彼がアームレスリングも強い事でも知られており、どれだけ凄い力か自分は確かめたかったので実際に彼とアームレスリングの対決を挑んだ。
最初は台の上でなく立った状態で勝負した。結果は自分が一瞬で勝った。自分は台の上で無いのでたまたま勝てたのだと思い今度は別の日に本格的に台の上で勝負した。すると今度は自分が相手の前腕が台に着くまですぐに持って行ったがそこから彼は粘り、なかなか勝たせてくれなかったが最後は遂に彼は力尽きて自分に負けてしまった。やはり前腕の力は彼の方が強いが体の力が自分の方が勝っていたので勝てたのだと思う。
自分はもともと握力が75kgぐらいだったが、彼のトレーニング方法を実践した事により短期間で90kgまで握力がついた。このトレーニングを教えてくれた彼に感謝したい。しかしここ最近数ヶ月間は握力のトレーニングをする時間がとれずサボっているのでだいぶ落ちていると思う。又時間が取れるようになったらこのトレーニングを再開したいと思う。自分も少なくても握力100kg以上になって見せるぞ!

1日の食事内容(OFFシーズン)

 第1回目の食事
第1回目の食事
スパゲティ 350g(茹でると1kgぐらいになり皿に盛りきれず鍋で食べます。味付けは塩コショウや、ぺペロンチーノ、その他色々)
全卵 6個(どんぶりに割ってレンジで温めます。調理方法もオムレツにしたり、味付けも醤油やケチャップ等色々。)
ブロッコリー 500gの3分の1(冷凍ブロッコリー)



第2回目の食事
プロティンパウダー(クレアチン、グルタミン、BCAA含む) 100gをトレーニング時に摂ります

第3回目の食事
第3回目の食事
玄米 7合の4分の1
牛肉もも 200g
ブロッコリー 500gの3分の1

 

第4回目の食事
第4回目の食事
玄米 7合の4分の1





第5回目の食事
第5回目の食事
玄米 7合の4分の1
牛肉もも 200g
ブロッコリー 500gの3分の1



第6回目の食事
第6回目の食事
玄米 7合の4分の1






蛋白源として、牛肉ももを毎日食べているわけでなく、鶏肉胸、鶏肉ささみ、鶏レバー、豚肉もも、豚肉ヒレ、豚レバー、秋刀魚、いわし、鯖、マグロ、ほっけ、鯵、カレイ等の白魚、たこ、いか、帆立貝、えび、馬肉、羊の肉、等から摂り、野菜類としては、ブロッコリーを毎日食べているわけでなく、いんげん、サニーレタス、ほうれん草、小松菜、トマト、アスパラガス、ミックスベジタブル、野菜炒め(キャベツ、もやし、にんじん、しいたけ、きくらげ、ピーマン、ナス、玉ねぎ等)モロヘイヤ、その他果実類等から摂ります。

内容
炭水化物 1105g 4420カロリー
蛋白質 355g 1420カロリー
脂肪 89g 801カロリー

合計総カロリー6641カロリー  

現在行っているトレーニングスケジュールとボディビルに対する考え

自分が現在行っているトレーニングです。

月 胸・腹
火 背中・カーフ
水 肩・前腕・腹
木 腕
金 大腿四頭筋
土 ハムストリングス・カーフ・前腕・腹
日 OFF

1日で行うトレーニング時間は2時間から3時間ぐらいで、重量にこだわらずにできるだけ筋肉に効かせる事を意識しハイレップ(15〜20)でハイセットで、行っています。以前は全身4分割で、できるだけ高重量でローレップ(4〜8)で、少ないセット数でヘビーデューティートレーニングが中心でしたが現在は行っていません。
以前はピリオダイゼーションを取り入れており重量のプラートー(伸び悩み)に効果がありました。又怪我の防止にも役立っていたと思います。1年中高重量のトレーニングを続けていると関節や腱に負担がかかり怪我に繋がるからです。
自分は現在量の多いトレーニングを何故おこなっているかと言うと高重量ヘビーデューティーでピリオダイゼーションのトレーニングでプラトーに陥り(特に筋肉量サイズの伸び悩み)、筋肉に密度をつけることができずコンテストの減量で大幅な筋肉を犠牲にしていて量のトレーニングを行う必要性を感じていたからです。そして実際量のトレーニングを試したところ、筋肉量(サイズ)を増やし筋密度をつけ減量でも筋肉を失う事が無いことが今回のコンテストで実感できました。しかし現在は種目、重量も一切変化させず長期間行っているので、いずれプラトーに陥る可能性が考えられます。なので今後機会を見てサイクルを組みながら高重量のトレーニングを取り入れていく事も考えています。その理由としては同じ内容(種目、重量等)では筋肉がその刺激に慣れてしまいマンネリ化しプラトーに陥る可能性があるので両方のトレーニングが必要ではないかと思われます。しかし現在のトレーニングで特に問題なければ(プラトーに陥っていなければ)無理にトレーニング内容を変更する必要は無いと考えています。
高重量のトレーニングを行っていた時は、スクワット380kg、ベンチ・プレス280kg、デット・リフト400kg,バーベル・カール100kg×10レップ、レッグ・プレス1トン等を最終的に上げることを目指してました。力の強いビルダーになりたかったからです。
結果的に自分の今の体の基礎は、ヘビーウエイトでフリーウエイト中心のベーシックなトレーニングで築き上げられました。このトレーニングの経験があるので現在の量のトレーニングで効果を発揮できたと思われます。その為現在は考え方が変わりボディビルの極意は、いかに筋肉に効かせられるかではないかと言う考え方に変わっています。
ボディビルは非常に奥が深く試行錯誤の連続で、筋肉をつける事は強い精神力、ガッツも必要ですが非常に頭を使わなければならない、ある意味知的作業でもあると思われます。ですので絶えず人間の体の事や栄養学や運動生理学を学び続けてきました。今後も学び続け、それを試行錯誤し生きた知識として自分自身の体やクライアントの方に役立てて行きたいと思います。
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